本日でブログ20周年になりました!
初めてブログ作って書いたのが2004年の今日。
ライブドアブログとの付き合いも20年ということに。
最初のブログとはアドレス変わったりしてますが記事は残してます。
もうそんなに経ったか、という感じです。

全然書いてない年もありますが
今年は復活できた!

今現在絶賛旅の途中です。
この旅ログも書けたらな。
引き続き頑張っていこうと思っています。

これまでの旅行記はこちら
その1→準備編
その2→名古屋~敦賀編
その3→フェリー~苫小牧編


【7/9 3日目】

前日は0:00就寝
■5:00起床

苫小牧出発

■7:30出発
いよいよ北海道ロングツーリングのはじまり!テンションMAX!
・・と言いたいところですが、事故のバイクへの影響を考えて事故直後からこの日まで、荷物を他の人に持ってもらうことにしていました。

敦賀でも、苫小牧港からでも走ってはいるけど短い時間、短い距離。
今日走ってみて、ロングツーリングと重い荷物に耐えられそうか、そしてブレーキとオイル漏れを見ます。

苫小牧駅近辺の宿を出て、向かいますは登別方面。
ビジホだけど軒下に置かせてもらえて助かった!(こちらが依頼したのか気を利かせてくれたのかは不明)

最初の観光地

国道235号を走っていると海沿いには「カニ」の看板多かった気がします。じゅるり。
白老町のカニ御殿の巨大ヒグマオブジェと「ようこそ登別温泉へ」の鬼の像は、
もしソロツーだったら止まって写真撮ってただろうなぁ。

その鬼の像前を通りまして道道350号線へ。
北海道ツーリング最初の観光地は倶多楽湖(くったらこ)。

ここで一眼レフ発動〜!
今回カメラ2台

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雨と衝撃に強いコンデジCANON PowerShot D30
本気撮影モード(と言っても入門機)のNIKON D3100
そしてお気軽記録撮影のスマホ写真
でお送りしております。笑

■8:45頃
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しかし、肝心の湖が遠くてあまり見えませ〜ん。(あきらめて看板撮ったの図)
あとで調べたところ倶多楽湖は透明度が道内2位で高く(1位は摩周湖)、水質もいいよう。
あと地図で見るとまんまるに近い形をしています。

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隕石でも落ちたんかと思いましたが噴火によるもののようですね。
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なんか早速クマが出そうなところでもあります。

登別 大湯沼と足湯

そのまま道道350号を走りますと、登別の大湯沼に出ます!
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雲ではなく湯気なんです。(似たようなもんですが)
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登別温泉には来たことがありますが冬で公共交通機関だったため、大湯沼には来ていないんですよね。
迫力がすごいです。

■9:00頃
大湯沼・二輪駐車代200円。
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我らのbikesと大湯沼
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別角度から見ると・・
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とってもバイクが小さく見える。こうして徒歩で大湯沼から10分ほど小道を歩くと…

足湯。
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足湯場に流れ込む湯の川。

足湯に行くならツーリング前に言ってよーと思った瞬間。笑
大湯沼に行くことは聞いていましたが足湯に行くことは聞いておらず。タオルいるぅ。
売ってるようなところはもちろんない。でかい防水バッグにはもちろん入ってますけど、奥の方にしまいこんでいてすぐに出せる感じではない。

タオルがないなら濡れたくないがせっかくなら入りたい。

そう思ったときにリュックにダイソーの圧縮タオルを忍ばせていたのを思い出しました。
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いつも使っているのと同じリュックだったんですが冬ふと銭湯に行きたくなった用に圧縮タオルを入れてたのです。笑
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1個の大きさこんな感じ。かさばらないので普段も1個は持って歩いてます。
広げると23cm×35cm。
生地感はタオルというより厚手ウェットティッシュって感じですけど、これで助かりました。
このあとも汚れたバイクをチャッと拭いたりとかで活躍。荷物多いのもたまには得をする、と思う瞬間。笑GridArt_20240821_214500264
プロテクタ入ってるしこのジーンズ元々硬くてまくれずでどっちにしろちょっとしか入れなかったけどね・・(そして私の絶望的な服の色合わせのセンスのなさ。笑)
ちなみに川はひざまでまくれば余裕で立てる程度には浅い。

このあとは来た道戻る。
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とりあえず撮っとけの図と奥の湯。
足湯込みで1時間弱ぐらい滞在しました。

出発し、バイクで登別温泉街を抜けます。 公共交通機関で来たことあるところに再び自バイクで来れるとはと感激。

あゝオロフレ峠

■10:30頃
道道2号を走りますと峠に入っていきます。
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ついたのがオロフレ峠。
景色が良いです。
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走りながらなんだかすごいところをのぼっていくなぁとは思っていました。(↑の写真左に見える道をのぼってきました)
やっぱりすごい。でも景色はいいけど来ている人がかなり少なくて。
駐車場の広さと、看板の大きさ、通行止めになってる道とかから
「もしかしたら昔はにぎわっていたのかなぁ」
なんて思い、あとで調べるとやはり売店などがあったようですね。

こういう「昭和にはにぎわっていたのかも」という痕跡を発見するとわびしい気持ちになります。

昔は難所として有名だったらしい。
走った感じと展望台から見た感じで後から納得。
西武警察の撮影地にも使われたんだとか。

ここで、函館からソロツーで来ていたおじちゃんと少しお話するリーダー。一期一会。

ニセコ方面へ、羊蹄山かっこいい!

そのあとはニセコ方面へ走るわけですが、道をはっきり覚えていません。
洞爺湖沿いを通ったことすら忘れてた(笑)(だからブログ書くのは鮮度大事ともいえる)
写真とGoogleロケーション履歴さまさま。

■11:00頃
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洞爺湖をバックに


ニセコ方面へ向かうと見えてくるのが羊蹄山です。
初めて見ますが通称"蝦夷富士"とも言われるだけあってかっこいいです!!


■12:00頃
道の駅ニセコビュープラザにて休憩。
大きい道の駅で、この日は日曜日かつちょうどお昼時。かなりの人です。

駐車しようとしたところ二輪駐車場が目の前で埋まってしまった。
係員により臨時の二輪駐車場に案内されたのですが、自分のグループとバラバラになり、その代わりに大型車のいかついおじちゃん集団と一緒に停めることになってしまいました。

原付1台で若干気まずいなぁと思っていたところおじちゃんのひとりが私のナンバーをみて

「名古屋から来たんすか?!フェリーで?!
お疲れさまっす!!!」


と話かけてくれて気持ちほぐれた。
おじちゃんたちは旭川ナンバーでした。


■12:20頃
さらにもう少し走り、宮田ビューポイントパーキング立ち寄り
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かっこいい♡(親バカ自画自賛)

かっこいい×かっこいいはカッコイイに決まってる!

レトロなニセコ駅とノスタルジックな喫茶店

昼食のためにニセコ駅に向かいます。

■12:30頃
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レトロかわいらしいニセコ駅。(時計13:25ですが滞在後のため)
この駅内にある茶房ヌプリにて昼ごはんです。

にしてもこの日は暑い!!
前日苫小牧の夜が20℃ほどでかなり寒めだったので服装を困りましたがニセコは暑い!
寒がりの暑がりで、名古屋⇔敦賀は絶対に暑い、だがこれから向かう道北道東は寒いに決まっている。これがわかっていたから夏服と冬服をたくさん持ってました。

昼ごはんは黒カレー。
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特製カレー900円+野菜トッピング300円。

珈琲もとーっても美味しそうでしたが、個人的にバイク始め、飛行機バスなど長時間乗り物に乗るときは膀胱が超〜働き者になるコーヒーを禁、にしているので我慢。
でもこういうところの珈琲(コーヒー。じゃなくて " 珈琲 " って感じ!伝わる?笑)こだわってそうで美味しいだろうなぁ!

食べ終わり茶房を出て、レトロなニセコ駅内も少し見る。
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切り絵っぽいステンドグラスがキレイでした。

ニセコ、一度来てみたいと思ってましたが、目的は冬でしたね〜笑 望み薄そうですが、いつか。

ソフトクリームハンター!

■13:30頃
その次は高橋牧場 ニセコミルク工房へ。
ごはん食べたら、デザートだよねぇ〜笑
北海道に来ると私はソフトクリームハンターとなります。(基本ミルクしばり)

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ここからも羊蹄山が見える。
人気施設なのか人もたくさんでひっきりなしに車が来ます。
トラクター×牧草ロール×羊蹄山、いいねぇ。

まさかのヒヤリハット、発生

次の場所へ向かって走り出してすぐ、リーダーが道を間違えたようで、なんと急ブレーキ。
そのすぐ後ろを走っていたわたしも急ブレーキ。
なんとか衝突は逃れましたが、正直かなりギリギリでした。

実は、この一ヶ月前にも別のツーリングでリーダーの後ろを走ってて急ブレーキ、私も急ブレーキで後輪が滑る、というのをやっちゃっています。(転倒はまぬがれた)

たまたま自分の重い荷物を持ってもらってたから止まれたけど、積んでてブレーキがもう少しききにくかったら…と思うと、ゾッとした。

仲間内で衝突事故ほど馬鹿らしいことはありません!
そして、もう事故は二度と起こしたくない。(相手10の過失でも事故は事故)

北海道ツーははじまったばかり、しかも敦賀事故から3日も経ってないうちにヒヤリ・ハット。
何台バイクと命あっても足りません!!!

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何度もリーダーとは走っていますが今まではこんなことはなかったのになぁ。
「後ろを走る私が距離を取る」以外に自分の身を守れる方法はありません。
至極当然のことですが、たとえ急ブレーキかけられてもこちらは急ブレーキかけなくても止まれるような距離が大事だな。と初心に返り思いました。


【教訓3 初心忘るべからず。あらためて、車間距離は大事!!】


蒸気噴出事故(当時)のそばを通る

ニセコの次は蘭越町方面へ向かいます。
ツーリング前に北海道関連ニュースはいろいろ見ていましたが、蘭越町といえば2023年6月29日に掘削作業中に蒸気が噴出する事故があり、ヒ素も検出されていて問題に。
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↑ ↑ 東京新聞WEBサイトより当時リアルタイムでキャプチャ


そしてこれがルートの近くでは?と心配だったんですよね。
ツーリング時にはまだ噴出が止まっておらず、走ってるうちに遠くに噴出しているのが見えて
「あぁ、あれかぁ…」
と思いながら通りました。笑

その道は、道道66号、ニセコパノラマライン。
道を通る分には特に問題はなく、その心配だけ除けばとても素敵なワインディングロード。
ある意味インパクト強くて印象に残る道でした・・。

買い出し

■15:00頃
ニセコパノラマラインを抜けますと岩内町に入っていきます。
スーパーでその日の晩ごはんと翌朝ごはんの各自買い出し。

バイクを停車させていると同じスーパーに車で来ていた男性の方がナンバーを見て
「名古屋から来られたんですか?」と声をかけて下さいました。
以前愛知にゆかりのあった方のようで気になって声をかけてくださったそう。

わたくしバリバリの人見知りではありますが旅先でのこういう一期一会は面白いと思ってて大事にしたいと思っています。
Ichigo Ichie
ただナンパと思ったリーダーに会話遮られて残念。んなわけあるかい。(ちなみにのちの道中リーダーがナンパしてドン引きします)

会話といっても「どっから来てこれからどこへ行く?」「何日間?いつ来た?」
ぐらいなもんでせいぜい5~10分。

この日以降もいろんな方から声かけられます。
というか、ツーリングでなくて一人旅でもときどき声かけられます。もちろん男女問わず。
何なら明らかに旅行用ボストンバッグ持ってるのに道聞かれたこともあります。
海外の方から外国語で話しかけられることも…笑

たぶん、見た目話しかけやすそうなんだと思います。
あとはどう見てもバイクウェア着てて明らかにツーリング、ナンバー見ると名古屋市にピンクプレート(原付2種はピンクのプレート)
となると気になるものでしょう!笑
プレート
ピンクナンバープレート
名古屋市はないけどデザインの入ったご当地原付ナンバープレートも楽しい

(引用:こんな色みたことある?意外と知らないナンバープレートの色の意味。 ― Moterz)


私自身は自分から声かけるタイプではないので声かけられるのは基本的にはうれしい。
大人数でだったり、ひと気のない場所だったりするとちょっとこわかったりもしますが・・笑
(ツーリング先ではない日常でもたまにバイクが珍しいのか、声かけられます笑)

話戻りまして、買い出しが済んだらこの日の行程は終了です。

宿へ

■16:00頃
この日の宿は民宿。温泉もあった。
私以外の3人は宿からすぐ近くの野営場でキャンプということで解散。

私の宿は、予約時に
「ライダーはすぐにキャンセルするから、絶対キャンセルしないなら予約してもいい」

というようなことを言われたよう。
(本当は宿全部自分で取りたかったが自分で取ったわけじゃない・・)

天候などで予定を変更せざるを得ないライダーの気持ちもわかるし、ドタキャンの迷惑さもわかる・・。

そして敦賀事故でもしバイクが動かなかったらドタキャンになってしまっていたわけです。
それは宿の方にも、これ以降予約したいライダーにも迷惑かかる。
宿に到着したときは、轢かれたバイクが無事ロングツーリング走れたことと、
キャンセルせずたどりつけた二重の意味でホッとしましたね・・。
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予約がそんな感じだったからライダーに塩対応なのかなと思いましたが至ってごく普通の対応でした。

宿の中は他のお客さん、家族連れかなぁのいい意味でガヤガヤした感じ、
ごはんどきのちょっといい匂いがただよってくる感じ。いいなー。

旅ではごはんも重要視したい私。
モットーは
「1に観光、2にごはん、3にあれば温泉」

なのでスーパーの買い出しじゃなく本当はどっか一人でも食べに行きたかったが、周りにはあまりにも何もなく、
(そんでこういう外出したときに限ってバイクが不調になったりするんだよ)
なので諦めました。

事故してなくてもっと町に近かったら飛び出してたと思います・・・。
この日が一番宿での時間もあって一人でゆっくりの~んびりできた日でした。

今日は大荷物なかったわけだけど、エルちゃん(型式がLY125FIなので)、おつかれさん。
たぶん、この感じはこの先も行けそう。まだ走ってくれるかな。明日は大荷物を積んで。
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宿前の駐車場にて。

その5へつづく。

【お知らせ】9月は例年多忙につき、その5の更新は10月になるかと思われます・・



【3日目 データ】
走行距離:217km(累計400km)

天気:苫小牧 晴
   ニセコ 曇り

気温:苫小牧 20℃程度(7時) 
   ニセコ 30℃程度(12時)(yahoo!天気アプリにて当時確認)

ガソリン代:岩内町 173円/L  4.2L

・暑がりの寒がり、フルメッシュジャケットはたぶん峠が鬼寒く感じるのでコミネの3シーズン用ハーフメッシュジャケット愛用。
下は同じくコミネ ニープロテクタ入りジーンズ(まぁまぁのコミネ愛用者です)
中は色合わせのセンスがないアンダーアーマーロングTとユニクロポロ。

朝は肌寒かったが耐えられる程度。やや冷え。
昼は走っているときはちょうどよく、バイク降りるとめちゃめちゃ暑く半袖になりたい程。
ニセコだけとにかく暑かったのをよく覚えている。


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蒸気噴出は「蘭越町交流促進センター雪秩父、大湯沼から北東に約300m進んだ地点」という蘭越町サイトに記述あったのを反映。
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すっごくグネグネ走ったと思ったけど(実際そうだけど)遠景にするとほとんどL字で積丹に向かってるんだなぁ・・。









これまでの旅行記はこちら↓

その1→準備編
その2→名古屋~敦賀編


【7/8:2日目】

フェリーの今回の部屋

さて今回お世話になる新日本海フェリーの部屋の種類。
ライダーには定番と思われるツーリストA(女性専用)
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私は185番。
カプセルホテルみたいな感じですが上段の188番と鉢合わせしない作りになっているのは嬉しい。
このときはこの一室は私の他にもう一方しかいなくて、かつ角ゾーンでかなり大荷物の私は大変助かりました。

ちなみに帰りはこの図で言う186番で、お向かいさんがいると気を遣う場所ですが、たまたまいなくてやはり助かりました。
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個人的には一般的なカプセルホテルよりも快適な気がしたな。
上段の登り降りに気をつかわなくていいことと、たまたま一室の人数が少なかったのと角ゾーンだったのが大きいかも。

フェリー内でずっとバイクシューズは辛かろうとサンダル持って行って取り出しやすいところに入れてましたがそれは大正解でした◎

前日の就寝&起床時間は忘れたが7時台には起きてた模様。
前日は乾杯してたからおそらく1時とかに寝たんだと思う。寝心地は波がさほどなかったためそこそこ。

事故で落ち込んでいた気持ちも寝たら落ち着いてきた。せっかくなのであまり乗ることのないフェリーを探索がてら。

この船がすずらんという名前なのを知る。↓
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船内吹き抜け。↓

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フェリー内では基本的に電波が届かないためスマホが使えなくなる。
出港してすぐ寝たとしても半日くらいはスマホが使えない状態で過ごさなければならない。
あまり、やることがない。笑
スマホ漬けな現代人さてどうしようかと少し本など持ち込んでいたけど結果的にわたしはそんなに使わなかったな。

ボーッとできる人は余裕です。
スマホ触ってないと気がすまない人はつらいかも?

スマホ使えないと言っても陸に近づいたときなんかは少し電波が入ったりして、その隙を見てバイク屋さんに事故報告と帰名後の修理依頼、もしかしたら途中でツーリング続行不可になるかもしれない旨のLINEしたり保険屋に連絡したり、妹に「○○沖なう」(古)とかLINEしたりはできていました。(結局スマホ触ってる)


貴重品預ける

部屋はセキュリティボックス的なものはないのでインフォメーションで貴重品を預かってもらうことができます。
やってみることにしました。笑
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預けて、下船直前に引換券で引き取る感じです。
インフォメーションが出港~消灯まで(北海道行きは25時)、翌日は8時から入港時まで。
前日はバタバタしてて無理だったので朝預けました。
特に何ということはないですが・・とりあえずやってみたかった。笑

レストランでごはん

8時にレストランが朝ごはんのためオープンするアナウンスがされます。
今回同行の私以外の3人は船内ごはんを敦賀で事前購入した買い出しで基本まかなうようですが、私はめったに乗れないこの船、せっかくだったら船のレストランも使ってみたい!と思っていたのです。

レストラン以外にも売店もありますし、カップラーメンの自販機も船内にはあって、食べてる方もいらっしゃいました!
それと、このレストランとは別の、事前予約制らしいコース料理を出してる高級レストランみたいなところもこのあと発見しました。

カジュアルな方のレストランは、朝食昼食夕食それぞれに決まった時間になるとオープンして、クローズしてまた次のごはん時まで・・というサイクルのようです。(朝8~9時、昼12~13時、夜18~19時)

レストランへ。
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この通路の左にあるストライプの三角なのはソファで窓の外に海が見えます。奥のドアは外のデッキへ出れます。右手がレストラン。
船内の過ごし方としてごはん食べるもよし、ソファでぼーっと海ながめるもよし、デッキへ出て潮風浴びるもよし、です。このソファ結構人気でよく埋まっていました。


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2023年7月当時のメニューです。
北海道福井航路ならではのメニューや、がっつり系から軽食まで。思った以上に充実しています。
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よくあるタッチパネル式か!
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朝食600円。
船という特異な場所を考えるともっと高いのかなと思ってました。コンビニでおにぎりとサラダと飲み物買ったら同じぐらいじゃん!

船でクレカ使えたのは超意外!電波入らなくスマホ使えないとかいうからイメージクレカも使えなさそうじゃん?笑
このあと昼ごはんはパスして軽く夕ごはんをまたレストランで頂きました。

姉妹船をながめる

ごはんを食べてしばらくすると一大イベント(?)、姉妹船の通過が10時ごろあります。
北海道から敦賀に向かう船と行き違うのです。汽笛。思わず写真撮る。
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帰りだと「あの船は北海道へ今から行くのにな~」ってさみしく思っちゃうやつ。
他にもう一大イベントとして船内でゲームみたいなのもありましたが結局参加しませんでした。

浴場

湯もあります。
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なかなか本格的でこの写真だけ見るとどこぞの旅館の温泉みたいな。
一回は入っておきたかったので軽く入っておきました。小さめの露天風呂もあり、海が見えます。
露天風呂は行きは入れず帰りに入りました。人が来なかったので一定時間独占できましたが船の露天風呂ってなかなかない体験で、よかったです。

写真は撮ってませんがミニゲーセンや、ジムコーナー、子供用ルーム、シアタールームなんかもありましたね。
自販機にもお酒が売ってましたが販売時間が決まっていました。フェリーに乗るってことは大体何かしら乗り物運転してきてますもんね。(徒歩の方ももちろん乗れます)
フェリーだからってうっかり長々お酒飲んじゃわないようにしなくてはならないのが注意事項。笑

♪津軽海峡~夏景色~

「今どこを航行しているか」のデジタルマップもあります。
飛行機でもそうなんですがわたしこれを眺めるのが地味に好きなんです。笑

青函トンネルをいつか通ってみたいと思ってましたがまさかバイク&フェリーで津軽海峡を通るのが先とは思っていませんでしたね~
ここまでくると北海道にいよいよ来た感が高まります。
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うひょ~テンションあがります。津軽海峡~♪笑
しかし、残念ながらこの部分が一番船が揺れる部分でもあります。
躊躇せずに酔い止め飲みました。フェリーで酔ってしまうと逃げ場がない。
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ふむふむ・・ご丁寧に各岬の通過時間。
電波入りやすそうな時間帯はこれを参考にしました。

敦賀~苫小牧まで948km。
今回のブログ、『原付2種で2,000km』とうたっていますが当然このフェリー部分は入れておりません!笑
入れると4,000kmオーバー!日本の長さを超えている!

夕日をながめる

19時ごろ、さらにもう一大イベント、「日没」があります。
デッキに出て、潮風に当たりながら夕日を眺めるというイベントです。笑
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同じ考えの人はたくさんいて(やることなさすぎてw)、夕日を撮ろうとするとどうしても人が入っちゃうんだ・・
ちなみに沈みきるとサーッと人がいなくなります。笑

デッキの下部にはドッグラン?もあって散歩?トイレ?笑 させてる方いてびっくりしました。
ワンちゃんと北海道、飛行機orフェリー、どっちがいいんでしょうね。

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デッキから見た、クローズ状態のレストラン。いい席は海を見ながら食事ができる!

下船準備

入港が20時半のため、19時台も後半になると下船準備でお客さんたちが慌ただしい感じになります。わたしもバイクウェアに着替えたり、貴重品受け取ったり。
やっぱりバカでかい荷物をいちいち持ってるの私くらいなんだよなぁ・・ってバイク置場へ運んだりなど笑。
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火気厳禁
なんかシュール

入港したとてすぐ下船できるわけではないためバイク置場での時間が体感長く、あと当然空調がきいてないのと機械系の温度で暑い!

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出入口。
この扉が開くのをみなさん今か今かと待っています。
この扉がゆっくりスライドして開いていく様子がロボットアニメの出撃シーンぽくてかっこよかった!笑

そうしていよいよ下船です!



人様の動画拝借ですがほんとこんな感じ!ワクワクが止まらない!
こういうとき自前でバイク動画撮れたらなぁなんて思いますね。


上陸

とうとう、降り立った北・海・道~~っ!

最初の感想は「やっぱ、涼し~」

バイク置場が暑かったため、その状態で降り立った北海道の地はなんと涼しいことでしょう。
というか、それがなければおそらく
「さっぶ」
とつぶやいていたに違いないほど涼しい。

そうして、散り散りに下船していくライダーたち、また北海道のどこかで会いましょう!

入港したのは苫小牧東港、わたしたちはそのまま苫小牧駅方面へと走ります。
これが意外と距離があります。笑
暗かったのでよく見えませんでしたが東港あたりは工業地帯?家とかはありません。

さっそく「鹿飛び出し注意」の文字があります。
えぇ・・港近辺なのに鹿いるの・・夜の飛び出しこわい・・
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もう何も事故などありませんように・・

ミラーのねじが転倒のせいでゆるんでるの超気になるけど今は仕方ない。
涼しい(なんなら寒い)苫小牧の夜をひた走る。

そうして着いた苫小牧駅周辺の某有名チェーン系ビジネスホテルに今晩は1泊。
着いて早々に解散して、地面が揺れないベッドで眠ることができたのでした。


【教訓2】最低限の携帯工具はやはり必要かも。

(今回は他の人のをあてにしちゃった系)


【2日目データ】

走行距離(1日目記録忘れのため2日目と合算、フェリーは除外):
183km(2日目単日は推定20km程度)

天気:苫小牧市 晴れ
気温:苫小牧市 19.9℃(21時) 気象庁気象データより
ガソリン代:なし
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フチあり水色線はgoogle mapさんのフェリーの軌跡が暴走しているだけです。笑
ルートはあんまり覚えてないけどこの履歴を見るに高速沿いを走ったのかなと。


北海道に降り立つところまででその3まで書けちゃったよ笑

その4へつづく。

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